受験もいよいよ本番。受験生の皆さんも追い込みの時期です。
何でもそうですが、普段の力を本番で100パーセント発揮するというのは案外難しいもの。
ピアノの発表会や、試合を考えるとそうですよね。練習しても、普段出せている力が要らぬ緊張や、意気込みすぎることにより空回りすることがあります。
そうならないよう、実際の受験での心構えをご紹介します。
模試と同じような感覚で受ける
普段から模試を受けて、試験慣れしておくことは大事です。受験本番も、試験と同じようにリラックスして受けられるまで、模試慣れをしておきましょう。
試験会場の下見をする
試験に慣れるということも大事ですが、慣れた会場で受けるのと、見知らぬ会場で受けるのとでは、緊張感が変わってきます。
場所慣れという意味で、試験会場を下見しておくと緊張感が和らぎます。
試験当日の持ち物は1週間前から準備しておく
試験当日に忘れ物をすると、動揺して気分が焦ってしまい試験中も集中できません。
忘れ物をしないように、試験当日の持ち物は1週間前から準備しましょう。
何か無くした時の対応策なども、きちんと決めておきましょう。
緊急時の薬は用意しておく
腹痛用に正露丸、整腸剤。寒気用に葛根湯。目の疲れに目薬。喉の保護にマスク、トローチ。などなど、ある程度の薬は持っておきましょう。
糖分をこまめに取る
1科目終わるごとに、頭は疲労しています。テニス選手も同じで、試合のインターバルごとにバナナや水分を補給していますよね。
試験も同じで、脳が活発に働くよう、1科目ごとに糖分を補給しましょう。
適しているのはチョコレートやブドウ糖です。好きなチョコレートを数種類持って行きましょう。
昼ごはんは食べ過ぎない
モノを食べ過ぎると、胃や腸の働きが負担となり人間必ず眠くなります。
昼ご飯は消化の良いものにしましょう。腹六分目に抑えるくらいが丁度よい量です。
水分をこまめにとる
糖分と同じで水分補給もきちんとしましょう。
トイレは休み時間ごとに行く
尿意が少しでもあると、試験に集中できません。トイレに行きたくなくても、休み時間ごとにトイレは済ませておきましょう。
答え合わせをしない
休み時間になると参考書を開いて答え合わせをしたり、友達と騒いでどの答えが正しかったかで騒ぐ人がいます。
答えが正解している場合はいいのですが、間違いが発覚すると落胆したり、動揺したりしてその後の試験に影響が出がちです。
答え合わせは家に帰ってからやりましょう。
答えに迷ったら、はじめに選択したほうにする
選択式の問題で迷ってドツボにハマる場合があります。その時は、最初に選択した問題のほうが正しい場合が多いので、見直しで答えを変えずに自分の直感を信じましょう。
もう少しで解けそうな問題でも、時間がかかりすぎたら一度飛ばして後でもう一度解く
後もう少しで解けそうな問題を粘っていつまでも時間を費やしていると、ドツボにハマります。
ある程度煮詰まったらさっさと放置して次の問題に行ってください。
一周してから再度解き直すと、意外とすんなり解ける場合が多くあります。
解けそうな問題から解いて行く
マークシート問題などは初めから順番に解いて行きがちなんですが、問題をざっと見て解けそうな問題から解いて行くのも1つの手です。
難しくて手がかかりそうな問題はなるべく後回しにして、確実に点数が取れるところを優先して解いて行きましょう。
マークミスを防ぐためのチェックはちょいちょい入れて行く
マークミスの失敗をすると、せっかくの努力が台無しになります。10問ごとなど、ある程度解いたら解答欄がずれていないかのチェックはきちんとしていきましょう。
見直しは必ずやる
マークミスやケアレスミスは致命的です。問題を解き終わっても残り時間がある場合は、最後まで何周も見直しをしましょう。
もし不合格でも、死ぬわけじゃないと開き直る
人間緊張すると、思うように実力を発揮できません。そういう時は、開き直るのが1番良いでしょう。
受験に失敗したって死ぬわけじゃないし、また何度でも挑戦できます。失敗したってそれも人生!ええじゃないか!の精神でリラックスしましょう。
まとめ
受験は特別な日。肩の力が入ってしまうのは仕方ないですよね。
試験がおわったらさっさと家に帰って、美味しいご飯を食べて、さっさと寝ましょう。
十分な睡眠は大事です。眠れない時のためにマイスリーなどの軽い睡眠薬を処方してもらっておくのもいいでしょう。
本番に力を発揮できるよう、心構えを整えて試験会場に行ってください。ファイト!
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