個別指導塾で成績が伸びる生徒の特長3つ+α


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 塾講師をやめたくなったとき、室長にじわじわと「やめたいです」攻撃をしていくのですが、なんやかんやお願いされて次々に担当生徒が増えて、なかなかやめられませんでした。

というのも、こういってはなんですが、自分が担当した生徒の成績が格段に伸びていってくれるケースが結構あったからなんです。

 

塾側からはせめて高校生と、先生になついている生徒だけはもう少しみてください、とお願いされ。。。こんなはずじゃないんだけどなーと思いながら、かわいい生徒たちの顔を見ると、情にほだされてきつくは言えずじまい↓

 

でも、塾講師にとって一番うれしいのは、担当した生徒の成績が伸びてくれることだと思います。成績の伸びる生徒の特長がだんだんわかってきました。

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 実際に自分がみてみて、成績があがった子供たちに共通している事項があると感じたので、それを書き記したいと思います。

 

素直な子

 

これは一番大事な要素です。反抗期は成長していると経験するものなので、ある程度は健全でいいのですが、素直さがないと成績は伸びません。講師にたいしても、テキストに対しても、勉強に対してもです。

 

自分が言ったことを、素直に受け止めて勉強に活かそうとする子は伸びてくれます。講師はアドバイスやコツなどを一生懸命伝えますが、それを素直に聞けない子は伸びないどころか、講師としても教えづらいので、ある段階で見捨てます。

 

講師のアドバイスを素直に取り入れる子は、コツを掴んだらあとはグングン伸びていきます。逆におちゃらけたり、講師につっかかってくる子は伸びません。っていうか、面倒くさいです。

 

やれといわれたことはきちんとやってくる子

 

これはいわずもがなです。勉強がいくら苦手でも、「これちゃんとやってね」といったことを自分なりにちゃんとやってくる子は成績が伸びていきますが、やらない子は伸びません。当たり前ですね。

 

自己管理を中学生でやろうとすると、思春期なのでいろいろと難しい時期もあると思います。けれども、やれといわれたら最低限のことをやる努力をしましょう。

単語を覚えてこいとか復習をきちんとしてきなさい、と言われたときは、「わからないから投げ出す」のではなく、「わからなくてもなんとかしてやってみる」という前向きな姿勢の子はのびしろが高いですね。

 

 

講師、生徒の立場を最低限わきまえている子

 

塾に遊びに来る感覚で来ている子も沢山います。もちろん、塾は楽しいところだという感覚があったほうが成績も良い方向にいくと思います。逆に、親に強制されて嫌々来ている生徒もいます。嫌なところという印象をもってしまうと成績はなかなか上がりません。

 

塾でわいわいと友達と騒ぐのはいいのですが、たまに講師と友達感覚で接してくる学生がいます。これは講師もそれにノッて話している場合が多いのですが、勉強を教える以上は講師としての威厳は少なからず必要です。

 

塾を楽しいところとして認識してもらうために、講師側もできる限りフレンドリーに接するようにしますが、度をすぎると逆効果になります。講師になめてかかるようになると、講師の言うことを真面目に聞かなくなります。

 

自分は勉強を教えてもらいに塾に来ているんだとにちゃんと認識している学生は、最低限の礼儀もきちんとしているので講師側としても教えやすいです。

正直、勉強したくない子が無理やり来ているのをみると、帰りなよ、って思います。だって、お金もったいないじゃん。


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ほかに

・なんでも前向きに、自主的に取り組む

・創意工夫できる

・積極的に質問してくる(これは伸びる生徒と伸びない生徒がいます)

・てか、元々頭がいい(自分でさくさく進める)

・要領がむちゃくちゃいい(偏差値高い子は大体これ)

 

なんてのもありますけど、元々頭のいい生徒ってのはやはりいるものなので仕方ありません。頭の良さだって運動神経と一緒で、ある程度生まれ持ったものです。

けれども少なくとも上記3つのことは必須条件かなぁと思います。

 

お子さん、素直でしょうか?素直ってのは仕事にも直結しますよねぇ。新入社員は素直であれって散々言われました。全く素直じゃなかったんでサラリーマンは務まりませんでしたが。。。

自分の子供は素直に育ってほしいなぁ と思うこの頃でした。


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