「ユーザー」と「セッション」の違い


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 日頃使っている「Googleアナリティクス」ですが、機能が多すぎて十分に使いこなせてない人も多いのでは?

 自身の勉強も兼ねて、アナリティクスの便利な機能を少しずつ解説した記事を、書いていきたいと思います。

「ユーザー」と「セッション」の違いを知ろう

 サイトにどれだけの人が来てくれているのかを見る指標が「ユーザー」と「セッション」。この2つはアクセス解析に最も基本的な指標です。

「ユーザー」はユニーブラウザーの数

 「ユーザー」は、アクセスしてくれた人の中で、同じ人が重複しないように集計した数です。同じ人が何度サイトに訪れても、ユーザー数は1です。

自分のサイトを何人が見てくれたかを調べるときは「ユーザー数」を見ます。

 ただし、「ユーザー」とはCookieによって判別された「ユニークなブラウザー」の数でもあります。

 よって、1人のユーザーが同じパソコンからIEGoogleChromeを使ってサイトに訪れたときは、2ユーザーとなります。

  逆に家庭や仕事場で1つのブラウザを共通して使っていれば、別の人が何人訪問しても、ユーザーは1です。

👇「レポート」→「ユーザー」→「サマリー」からセッションとユーザー数が確認できる

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「セッション」は同一ユーザーを重複しない数

  「セッション」はユーザーがサイトに訪れ、何ページかを閲覧し、離脱するまでを1セッションとします。です。よって「セッション」は同一ユーザーの重複を区別しないのて、「ユーザー」より数が多くなります。

 「ユーザー」と「セッション」の差が大きい時は、訪問者に同じユーザーが多いことになります。差が小さい時は、訪問者に新規ユーザーが多いことになります。

 セッションは30分を一区切りとします。同一ユーザーでも30分以上経ってから再びアクセスした場合は「新規セッション」となります。

 また、日付が変わった時、異なるキーワードで検索してやってきたときも「新規セッション」としてカウントされます。

👇「集客」→「サマリー」でセッションの推移を閲覧できる

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 はてなブログProでも、ブログがどれだけ読まれているかを確かめることができます。

ユニークアクセス数」=「ユーザー」

「トータルアクセス数」=「セッション」

になりますね。

はてなプロとGoogleアナリティクス、両者とも理解して、上手く使いこなしていきたいです。
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