皆さん、歯を大事にしていますか?
毎食後の歯磨き、糸ようじでの歯間の掃除、自分に合った電動歯ブラシの採用、など、できることは沢山あります。
でも、やはり、自分の歯を守るには、定期的に歯医者さんを受診することをお勧めします。
歯医者も千差万別で、本当に患者さんのことを考えている歯医者と、金儲けに走っている歯医者と、様々います。
ここでは、いい歯医者さんの選び方をご紹介します。
絶対に歯を抜かない、削らない
虫歯がひどくなって痛むので、歯を削って、歯を抜いて、神経をとってしまうという歯医者は多いです。
確かに虫歯を放置してしまうと、神経を抜く羽目になってしまいますが、神経を抜いた歯茎は血が通わないので痩せ細り、結果的にその他の歯にも影響を与えてしまいます。
「なるべく歯を削らない、抜かない治療」をスローガンとして挙げている歯医者は、医院の利益よりも患者のことを考えている歯医者と言えるでしょう。
今は虫歯でも神経を抜かない「ドックスベストセメント」など、さまざまな治療法があります。
自費ですが、このような最先端の技術を一早く取り入れている歯医者は、信頼できるでしょう。
定期検診に力を入れている
善良な歯医者は、少なくとも半年ごとに「定期検診に来てください」と言ってくれます。
定期検診は「予防歯科」で、あまり儲からない部類ではありますが、虫歯や歯周病を最小限に抑えるためには、「定期検診」は絶対に必要なのです。
「定期検診」を勧めてくれるか、これがいい歯医者の見分け方になります。
歯周病のチェックをしてくれる
30歳を超えたあたりから、軽度の歯周病にかかっている患者さんは、だんだん多くなります。
定期検診で、歯周病菌がいるかをチェックしてくれる歯科医院は、かなり良心的と言えます。
歯周病菌、虫歯菌菌の除去に力を入れている
良い歯医者は、歯周病菌、虫歯菌のチェックもしてくれて、歯磨きの方法とか、使ったほうがいい薬剤などの、菌が見つかった場合の対処法を教えてくれます。
また、積極的な治療が必要な場合は、それも提案してくれます。
歯周病菌や虫歯菌を放っておく歯医者は、いい歯医者とは言えません。
歯周病内科治療、外科治療共に行なっている
歯周病は、現在では歯を失う1番の原因とされています。歯周病の治療には、内科的、または外科的の両方が選択できます。
片方しか選択できない歯科医院は、エリートとは言えません。多様な治療法を提案してくれる歯科医院を選びましょう。
「歯科外来診療環境体制施設医院」として認定されている
歯科外来診療環境体制施設医院とは、緊急時の安全管理、安全対策、感染制御が整っている施設と認定されている施設です。
このような歯科医院は、社会貢献にも大きな関心を寄せている医院である場合が多く、信頼できるでしょう。
歯は、一度失ったら絶対に取り戻せない、大事な器官です。歯がないことと認知症との関係性なども示唆されています。
なるべく長く、自分の歯を保持できるよう、いい歯医者を見つけて、定期検診にいきましょう。
半年に1回がおすすめです。
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