「 自分の子供を医学部に入れたい」と思っている親御さんから
「どうやって勉強したら医学部に入れるのですか?」
と相談を受けることが、しばしばあります。
特に親が医者だったり、開業医だったりすると、どこの親も必死です。
小学校受験は当たり前。さもすれば、幼稚園受験から開始する人も。
どこの親も、なるべく偏差値の高い私立一貫校に入学させて、大学受験を有利にしたいという気持ちです。
しかし、子供の適正を把握せず、闇雲に子供に勉強を押し付けたところで、成績は伸びません。
それどころか、親の圧力に精神的に参ってしまい、途中でドロップアウトする人もたくさん見てきました。
ではどうやって子供の適正を把握したら良いのでしょうか。
成績が良い子どもには いくつかタイプがある
学業で良い成績を残す子どもには、いくつかタイプがあります。
・暗記型
暗記能力に優れているタイプ。
数学や理科など、思考力が必要な科目も、問題集の解答を全暗記することにより、暗記のみで理数系を解いてしまいます。
英単語の暗記なども得意で、意味の紐付けがなくても、素早く暗記します。
「受験は9割暗記」
とも言われます。このタイプは、ひたすら問題集を繰り返し解くことにより、ぐんぐん成績が伸びます。
人より暗記力に優れているので、暗記量で勝負します。
なので、先に解説を見た方が早く、発想力を鍛えるトレーニングなどは苦手です。
全科目を暗記で乗り切るので、バランス良く点数を取ります。
・ひらめき型
理数系が得意な男子に、比較的多く見られるタイプ。
あまり熱心に勉強しているようでもないのに、何故かテストになると点数がいい人、いますよね?
暗記型と違い、少ない情報量でも、ヒラメキで問題を解くことができます。
暗記型は、例題を沢山解かないといけませんが、ヒラメキ型は1つの公式を与えただけで、問題を解いてしまいます。
ヒラメキ型は、暗記が苦手です。
たくさん問題を解かせるより、ひねった少し難しい問題をじっくり1問解かせる方が、効力があります。
京都大学は、ひらめき型が多いとされています。
ひらめき型は、量をこなすのも苦手なので、発想力を伸ばすトレーニングに力を入れた方が、将来伸びます。
・暗記型とひらめき型 両刀型
暗記力もあり、ひらめき能力もある子どもさんもいます。このタイプは、2つの能力をバランス良く伸ばしてあげましょう。
医学部に入った自分のタイプ
自分は、完璧に「暗記型」でした。
予習や復習は全くしたことがなく、授業で言われたことや、板書されたことが一瞬にして記憶されるタイプでした。
ただ、致命的だったのが
「自分はひらめき型であるに違いない」
と勘違いしてしまったこと。特に家で勉強しなくても成績が良いので、自分には量は必要ないと思ってしまったのですね。
暗記型なので、たくさんの量をこなす必要があったのです。
暗記型なのに量を全くこなさなかったせいで、現役時代は芳しくない成績で終わってしまいました。
自分のタイプを知って入れば、もう少しいい大学に入れたと思います。
勉強の仕方もタイプがある
勉強する上でもタイプがあります。
・堅実型
予習と復習をきちんと繰り返し、きっちり勉強するタイプ
・集中型
試験前に、徹夜で勉強を詰め込んでも、良い成績を残すタイプ
自分は集中型でした。毎日勉強するのは苦手だけど、テスト前に膨大な勉強量をこなすのは得意でした。
徹夜型に堅実型を押し付けてしまうと、毎日の勉強に飽きてしまって、途中で投げ出す可能性があります。
子どもの性格を見極めることも大事です。
成績を伸ばすには自分に合った勉強方法を見つけることが大事
昔は自分でタイプを把握して、勉強方法を工夫するしかなく、安定して良い成績を出すのには試行錯誤が必要でした。
その試行錯誤の時間に、長い月日がかかり、やっと自分の勉強方法を確立できた頃には、すでに遅し。
受験に間に合いませんでした。
もう少し早く、自分のタイプを理解していればなぁ、と後悔しています。
子どものタイプが 遺伝子検査でわかる
現代では遺伝子検査技術が進み、将来かかる疾患や、肥満リスクなども、前もってわかるようになりました。
そして、
「成績を伸ばすために必要な、子どものタイプ」
も遺伝子検査でわかるのです。
遺伝子とは「生まれ持った能力」のこと。
もともと、どんな能力を持って生まれてきたのかがわかれば、勉強がしやすくなります。
それがこちら。
検査方法は極めて簡単。
自宅で子どもさんの唾液を綿棒で摂取して、検査機関に送るだけ。
遺伝子解析というと、以前はアメリカに輸送して行われることが多かったのですが、この検査は国内で行われており、検査結果に信頼があります。
2年ほど前までは、20〜30万円した遺伝子検査も、国内で行われることにより、ずっと安価に検査できるようになりました。
遺伝子を解析したデータが後日送られてきます。
遺伝子データに基づいて、どのように成績を伸ばしたら良いか、医師からのアドバイスが載っています。
この遺伝子検査結果に基づいて、学習指導をおこなってきた「個別指導塾ショウイン」が監修した
「才能を育てる学習法」
という本もついています。成績アップのための遺伝子の読み方がわかります。
この検査は数々のメディアに取り上げられており、全国的に遺伝子検査が話題を集めています。
遺伝子解析の種類
GIQ子ども遺伝子検査には、4種類あります。
・学習能力遺伝子検査
子どもの学習能力の適正が、遺伝子からわかります。
・身体能力遺伝子検査
運動神経や向いているスポーツなとがわかります。
・感性能力遺伝子検査
芸術に対する感性などがわかります。
・フルバージョン鑑定
学習能力、身体能力、感性能力、すべての生まれ持った能力がわかる、遺伝子検査キットです。
一生に一度のことなので、「フルバージョン鑑定」をお勧めします。
将来、どのような道が子どもさんに合っているのか、総合的に判断できます。
今は遺伝子で予測ができる時代
昔と違って、現代は「ヒトゲノム」解析が発展し、
遺伝子解析
遺伝子検査
遺伝子を調べることにより、病気のリスクや、性格までもわかる時代です。
遺伝子は、正確性があり、判断にもっとも適切な指標です。
成績を伸ばしたいお子様、何が向いているのか知りたいお子様は、遺伝子検査を受けて、その結果を上手く活用するのが、成功への第一歩です。
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