もう春ですね。4月も後半になりました。以前↓下記の記事でご紹介した先輩から、嬉しい朗報は届かずでした。
先輩はもう1年、頑張るのかなぁ?仕事、どうするんだろう。
やはり、生半可な易しさではない医学部再受験。誰でも「やめ時」「諦め時」に困ることがあると思います。
「何年やったらいいですか?」
「何年間でダメなら諦めた方がいいですか?」
この質問をよく受けます。
自分の考える「医学部受験の諦め時」をご紹介します。
基本的には「3年」が限度
医学部再受験は、「3年」を目安に考えるといいでしょう。何故なら「ラ・サール」や「開成」などの進学校の学生は、高校3年間を受験勉強期間に充てているからです。
彼らには「若さ」があります。「若い」というのは、体力面、記憶力面、においてとても有利です。
さらに、寝るまでほぼ強制的に「自習」の時間が設けられており、毎日3時間〜8時間を勉強に費やしていることになります。
再受験生も、彼らに負けずに毎日を勉強に捧げなければなりません。
しかし、彼らと違って学校行事などのメリハリがなく、切磋琢磨する友人もいないので、何かとだらけがち。
「期間」を定めてメリハリをつけないと、ダラダラと年月が過ぎてしまいます。
進学校と同じく、3年間頑張ってダメだったら、医学部は諦めるというリミットを設定することをオススメします。
予算に合わせて期間を設定する
ほとんどゼロからのスタートのときは、受験勉強にせめて2年は欲しいところです。
しかし企業で英語が鍛えられた人や、数学、物理を駆使する仕事に従事していた場合などは、知識のストックがあり、1年で合格することも多数あります。
逆に知識はないけど、実家が開業医などで資金に余力がある場合は、下手したら10年続ければ合格するかもしれません。
用意できる予算に合わせて受験期間を設定するのも、1つの方法です。
極論を言うと 受験期間に制限はない
極論を言うと、どうしても医学部に行きたければ
「何年でも納得するまでどうぞ続けてください」
とアドバイスします。たとえ職がなかろうが、アルバイトしながら勉強すればいいし、お金がないなら一冊の参考書を、擦り切れるまで何周もやればいい。
模試も別に受けなくていいです。どんなやり方でも最終的に合格すればいいんですから。
自分も合格してなかったら、派遣社員でもやりながら細々と勉強していたかもしれません。
そのうちに、環境が変わると医者に対する憧れも変わってきて、また別の道へ進んだかもしれませんしね。
大事なことは 諦める気持ちの整理がつくこと
再受験を考える人の大半が、「夢を諦めること」に葛藤を感じているのではないでしょうか?
再受験に挑戦して、「諦める」決心がついた人は、それでさっぱりして別の人道に進めばいいと思います。
厄介なのは落ちても落ちても、諦めがつかないこと。ネガティヴ精神が大きくなり、自己否定になりがちです。
その場合は、一息ついて、また再挑戦する気力があるか、確かめてはどうでしょう?
大事なことは、自分で納得して人生を送ることです。医師になったからといって幸せになれるわけでもありません。
自分なりのやり甲斐や、幸せを見つけられた人は、人生もうまくいくはず。
自分の気持ちを再確認しながら、何年受験勉強するのか、自分の期間をみつけていきましょう。
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