みなさん、たらこと明太子の違いわかりますか?
たらこはスケソウダラの卵です。
スケソウダラってこんな魚👇
出典:すりみの原料となる魚|ちくわ|知る・楽しむ|マルハニチロ株式会社
辛子明太子は、塩漬けしたたらこを唐辛子で味付けしたものです。たらこと明太子は同じものなんですね♫
博多の明太子メーカー「ふくや」が、たらこを辛くアレンジしたのが、辛子明太子のはじまりです。
「ふくや」の創業者 川原さんは 明太子を作ったとき、レシピを無償で公開しました。
ふくやの明太子が美味しくて、みんながそのレシピを真似したことから、福岡で明太子が流行ったんですね。
でも、元々のルーツは韓国にあると言われています。韓国では昔から、たらこをキムチに漬けて食べていました。
川原さんが釜山でそれを食べて、その美味しさに感動して日本風にしたんだそうです。
辛子明太子の味付けはメーカーごとに違いますが、ベースとなるのは酒・唐辛子・昆布で、香り付けに柚子を加えている商品もあります。
👇明太子作りを教えてくれる先生。若いのに説明上手!
辛子明太子の作り方は2通りあります。トウガラシをまぶす方法と、唐辛子やお酒に漬け込んでいく方法です。今回は「漬け込み型」を教わりました。
👇原料となるたらこの塩漬け
漬け込みに使う2種類のトウガラシ。同じ量ずつ入れて、辛さを調節します。1杯ずつくらいで中辛。自分は、3杯ずつ入れてみました。超激辛になるらしい。
香り付けの柚子と、ダシの昆布をいれて唐辛子をふりかけます。
次に、お酒を入れて漬け込みます。お酒は4種類の中から選べます。
1、日本酒:多くのメーカーに使われ、オーソドックスな明太子に仕上がります。
2、白ワイン:白ワインを使った明太子メーカーは、1社しかないんだとか。フルーティな仕上がり。
3、ブランデー :お酒の香りが好きな人向け。
4、泡盛:泡盛を使った明太子は沖縄でしか買えないらしい。明太子の臭みをとってくれて上品な仕上がりです。
秘伝のタレを入れます。「秘伝」というだけあって、配合や原料はトップシークレットらしい。中身を聞いたのですが、教えてくれませんでした。1つだけ教えてくれたのは、かつお節。
👇中身が気になる秘伝のタレ
秘伝のタレを入れてたらこをひたひたに浸します。
唐辛子、柚子、昆布、お酒、秘伝のタレを加えて、たらこがどっぷり漬かりました。
漬け込んだあと12時間は常温でも大丈夫。その後は冷蔵庫の中に保存して5日間漬け込みます。
👇5日間漬け込んだ辛子明太子。柚子で香り付けして唐辛子多め。
フルーティな明太子を試してみたかったので、白ワインで漬けました。
辛いけど、そこまで激辛ではない。柚子の香りが効いてます。白ワインはクセがなく、食べやすい味に。
👇旦那作の明太子。柚子なし、唐辛子は少なめ。
貴重な味を試してみたかったので、泡盛で漬けました。
泡盛がドカンと効いてます。お酒の味が濃厚。独特だけど美味しい。
今回お世話になったのは「はねや」さん。
明太子150gを作って、お値段1,650円。販売されている明太子も同じ値段でした。オリジナルの辛子明太子が、売っている値段で作れるのはお得です♫所要時間は40分くらい。
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