グリセリン(MP)ソープを使った手作り石鹸は簡単にできたのですが、本格的な石鹸は手間ヒマがかかります。
グリセリンソープ石鹸作りの記事はこちら
初めての(本格的)手作り石鹸は「コールドプロセス法」という作り方でつくりました。石鹸といっても、いろんな作り方があるのです。
コールドプロセス法とは
コールドプロセス法とは、38~40度前後の低温でゆっくりとじかんをかけて石鹸化させる手順です。「釜だき法」(=オイルを高温でグラグラ火にかける手法)と異なり油の酸化を少なくすることができます。ただ、ゆるやかに石鹸化させるため熟成~乾燥までに4週間ほどのプロセスがかかります。
手間ひまがかかるものではあるのですが、その出来上がりの使いごこちを堪能すれば、プロセスも含めて手作り石鹸のある生活にうっとりとハマってしまうのが手作り石鹸の不思議さです。
コールドプロセス法のこだわった石鹸のお店も多数存在している模様。
コールドプロセス法は「苛性ソーダ」(水酸化ナトリウムNaOH)という劇薬を使うので、ちょっと危険。
化学で習いますが、強アルカリなので手に着くと手が溶けるってやつですね。目に入ると失明します。
今回は「柚子と日本酒と酒粕」の石鹸を作ってきました。スッゴイ贅沢な石鹸です。好きな香りもつけていきます。
↓石鹸の材料たち
香りをつけるアロマオイルが沢山並んでいます。今回は
・フランキンセンス・リツエアクペパ・オレンジスイート
をブレンドしました。
↓石鹸につかうオイル
固形オイルは、ココナッツオイル、ラード、パーム油です。
↓液状オイルは、米油とひまし油
5種類の油を使うなんて相当贅沢。先生のこだわりレシピです。この配合は最高機密。
そこに日本酒、柚子、酒粕も入れて混ぜ混ぜします。
石鹸の型にいれて、トントントン。
上に金粉を飾って出来上がり。
これからが熟成の時期。使えるようになるまで1ヶ月もかかるんです。
特に三日間は大事。冬なので温かくしてあげる必要があります。タオルにくるんで、ダイソーに売っている発泡スチロールの中にいれて温存。
3日たったので発泡スチロールオープン。タオルに包まれてますね。
取り出します。柚子のすごくいい香りがします。
石鹸カットに初挑戦!なんだか楽しい!
このままトレイの乗せて、1ヶ月部屋の中で熟成です。
使い心地も最高らしいんです。早く使ってみたーい。手作り石鹸は市販品よりも、ずっと肌にいいのです。市販品は大量生産で、作り方が全然違いますからね。
興味がある方はこちらをどうぞ。
アロマやハーブに興味があるので、自分はこっちかな。

ハーブ・アロマを楽しむナチュラルソープのつくりかた―手づくり石けん・香りと色のバリエーション20
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1ヶ月後が待ち遠しいです( ◠‿◠ )
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